南国ムード満点のビーチを堪能する
沖縄といえばビーチ。南国ムードを満喫できる美しいビーチが本島・離島問わず、いくつもある。沖縄随一のリゾートエリア、恩納村の「万座ビーチ」は珊瑚礁に囲まれた静かな内海をもつのが魅力。また美ら海水族館近くの瀬底島にある「瀬底ビーチ」は海の透明度で評判が高い。サトウキビ畑や瀬底大橋などロケーションもいい。そのほか、北谷の「サンセットビーチ」なども人気。
温暖な気候でゴルフも快適にプレー
宮里藍などを筆頭に、近年、沖縄は多くのプロゴルファーを生んでいる。その理由のひとつが、豊富で気軽にプレーできるゴルフ場に恵まれているという点だ。それは、そのまま移住したり、セカンドハウスを持ったときに思う存分、ゴルフを堪能できるということでもある。温暖な気候、目の前に広がる海、沖縄ならではの魅力に満ちたゴルフライフが送れそうだ。
世界遺産で沖縄の歴史にふれる
沖縄には世界遺産がある。「琉球王国のグスク及び関連遺産群」がそれだ。グスクは「城」という漢字が充てられることが多いが、必ずしも軍事施設だったわけではなく、聖域や集落、有力者の館などいくつかの説が唱えられている。遺産として指定されているのは、今帰仁村の「今帰仁城跡」、読谷村の「座喜味城跡」など。最大規模のグスクといわれるのは那覇市の「首里城跡」である。
バラエティ豊かなショッピングスポット
沖縄は個性的なショッピングスポットの宝庫。例えば北谷の米軍基地跡につくられたアメリカ村はアミューズメント型ショッピングタウン。観覧車が目印だ。また世界最大級のスケールを誇る国内唯一の路面免税店「DFSギャラリア・沖縄」には世界のトップブランドのお店が集う。ほかにも国際通りのショップや伝統的な市場、フリーマーケットなども充実している。
沖縄らしさが感じられる個性的な温泉
南国リゾートというイメージの強い沖縄だが、温泉もいくつかある。例えば中心地・那覇にも「ロワジールホテル&スパタワー那覇」や温泉施設「りっかりっか湯」といった天然温泉がある。本島中部ならば「テルメヴィラちゅら~ゆ」。一般的な露天風呂のほか、水着着用の温泉プールがあるのもうれしい。ちなみに西表島にはジャングル温泉と評判の「西表島温泉」もある。
移住者の年齢層は幅広い
移住者の年齢層が幅広い沖縄。人気エリアだけに移住者コミュニティや移住事情の情報も比較的多い。医療事情も本島中南部であれば基本的な医療機関はそろっている。小さな離島の場合、島によっては大きな病院のある島から定期的に医師を派遣、対応しているケースなどもある。2008年より県庁のホームページ内にある沖縄県医療機関検索システム「うちなぁ医療ネット」も稼働中だ。
沖縄本島は北部(1)、中部(3)、南部(4)、リゾートエリアとして有名な恩納村(2)の4つに分けられる。(4)のうち那覇は都市部だけに物件は新築マンション中心。その場合、3.3m²単価は120万円~160万円前後。那覇より南のエリアになると土地の3.3 m²単価が10万円~15万円ほど。(3)は沖縄本島各地へのアクセスのよさと、ビーチなどの自然、どちらも有する点が魅力。土地の3.3 m²単価は宜野湾で20万円~30万円前後。マンションなら130万円~160万円が相場だ。(1)はまだ手つかずの自然も多く残り、土地の3.3㎡単価も本部町や今帰仁村で5万円前後。(2)の相場はレストランなど商業施設などが集まる恩納村南部で土地の3.3 m²単価が20万円前後である。
羽田空港から沖縄空港までは約2時間半。伊丹空港、関西国際空港からは約2時間。沖縄県内は電車がないが、那覇市内にはモノレールがある。それ以外は車、またはバス・タクシーでの移動が中心。バスは路線バス、空港リムジンバス、定期観光バスなど種類が豊富だ。ただ、朝・夕は渋滞が発生しやすいので時間に余裕を持とう。
沖縄県は日本で唯一、亜熱帯海洋性気候に属する。年間平均気温は約22度、冬でも平均気温15度前後と一年を通して温暖なのが魅力。ただ、年間平均降水量が約2000mmと雨が多く、台風もよく通過することは覚えておきたい。また梅雨は本州よりも1ヵ月ほど早く始まる。
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