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今、注目の「古民家」の魅力に迫る!

2011年06月29日

「古民家」って、どういうもの?

伝統的な木造建築工法で建てられ、
日本の伝統と文化と風土に根差した住まい

「古民家」という言葉からは茅葺き屋根の農家や、京都に代表される町家(まちや)などの木造建築が想像されるが明確な定義はない。今回お話を伺った「NPO日本民家再生協会」の金井氏は次のことを目安とされているそうだ。

古民家1
「古民家」の定義
日本伝統の建築構造によって建てられている家屋
昭和初期(約70年〜80年前)くらいまでに建てられた家屋
人が暮らしていた家屋
上記の条件に相当する建物には、修繕や移築を想定した釘を使わない「木組み」の構造が多い。また、「小屋組み(屋根を支えるために設けた骨組み)」には、現代ではあまり使わないようながっしりとした木材が使われていることが多いのも特徴である。
古民家は、同じ場所で同じ家で代々住み継いできた先人の暮らし方や、風土に根差した日本独自の家屋といえる。

「古民家」のメリット&デメリット

魅力は昔ながらの趣ある佇まい。
冬の寒さ、暗さなどが難点に

黒光りする太い梁や柱など、独特な趣を持った昔ながらの日本家屋には、現代の家屋には見られない落ち着きと味わい深さが感じられる。天然素材が使われた古民家は、健康・環境面でも注目度は高い。

古民家2
一方で、現代建築ではあたりまえな冬場の快適性(断熱性、気密性、保温性など)は期待できない。断熱リフォームである程度改善することは可能だが、基本的に「暗さ」「寒さ」はあらかじめ覚悟しておいたほうがいいだろう。また、“ムシ”が苦手という人も少々覚悟が必要かも。
「古民家」のメリット&デメリット
古民家のメリットとデメリット

「古民家」暮らしで気をつけるポイント

不便さも持ち味。DIYでの修繕もいとわずに
ゆとりを持った修繕工事を実施しよう

一棟一棟で違った個性が魅力の古民家だが、現代工法の家よりも不具合は起きやすく、こまめなメンテナンスなしには暮らせない。快適に暮らしていくには、水回り設備の大規模リフォームや断熱工事が必要なことが多く、リフォーム工事を実施する際には、次のことに留意しておきたい。

古民家3
気をつけるポイント
伝統工法の知識と経験がある工務店や大工職人と信頼関係を結ぼう
簡単な修繕は自分でやる気持ちとテクニックを持とう
時間と予算と気持ちにゆとりを持とう
一般の住宅と比べて古民家は、物件探しにもリフォーム工事にも特に時間が掛かるもの。焦らずじっくりとしたスタンスで臨むのが成功の秘訣のようだ。
また、古民家に住むということは、「家」というハード面だけでなく、「地域」というソフト面も気にかけて暮らす必要があることも忘れずに。

「古民家」はどう探せばいい?

エリアを決めて暮らしながら探す。
広域の情報収集はインターネットで

古民家は全国各地にあるが、「関東近県なら山梨や長野など甲信越方面に比較的多い」(金井氏)ようだ。探し方には次のような方法がある。

古民家4
「古民家」の探し方
移住先で暮らしながら探す 移住先で賃貸住宅を拠点に地元の不動産会社から物件情報を収集
インターネットで探す 全国規模で古民家物件情報を提供する専門サイトなどで情報収集
専門誌で探す 田舎暮らしをテーマにした専門誌の掲載情報を収集
一般に公開されていない情報も地元の人づてに得られることがあるため、移住希望エリアに足を運んで物件を探すのが有効的。その土地に住みながら探せることで、移住後の生活変化のギャップ防止にもなる。
お話を伺った人
NPO日本民家再生協会事務局長 金井透
NPO日本民家再生協会事務局長
金井 透さん

「NPO日本民家再生協会」の
活動内容について

同団体では伝統的な日本の民家を使い続けて、住み続けて残すことを目的とした民家再生の普及啓発を行っている。
主な活動内容は「民家所有者の再生(リフォーム)相談」「古材再利用の促進」「民家所有者と引取希望者の縁結び」などだ。
建築士や職人などの専門家を招いた民家について学ぶセミナーや、民家を舞台にした生活体験などのイベントを各地で開催し、民家の魅力を伝えている。
NPO日本民家再生協会
NPO日本民家再生協会

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構成・撮影/桑原泰弘 取材・文/弘 知子

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